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FDA、国産初航空機用バッテリー駆動式GPU導入

2024年2月22日 (木)

ロジスティクスフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)は、航空機の地上での電力供給用に、エージーピー(AGP、東京都大田区)製のバッテリー駆動式GPU「Bepower.GPU」を導入した。これは国内で初めての試みであり、航空業界でのカーボンニュートラルへの取り組みの一環として注目される。

▲バッテリー駆動式GPU『Be power.GPU(出所:FDA)

航空機が地上で電力や冷暖房を利用する際に必要となる動力を、従来は航空燃料を用いるAPU(Accelerated Processing Unit)やディーゼル式GPU(Graphics Processing Unit)に頼っていた。しかし、FDAは環境省補助事業を活用し、炭素排出量を大幅に削減できるバッテリー駆動式GPUの導入を決定。

「Bepower.GPU」は、AGPが開発した国産のバッテリー駆動式GPUであり、CO2排出量をAPU比で10分の1、ディーゼル式のGPU比で3分の1に抑えることができる。この導入により、FDAは空港分野でのCO2削減への貢献と、カーボンニュートラル実現への一歩を踏み出したとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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