製造業SCの見積もりをAIで高度化、キャディ

EC製造業のITソリューションサービスを提供するキャディ（東京都台東区）は28日、図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」（キャディドロワー）の新アプリケーションであるAI見積クラウド「CADDi Quote」（キャディクオート）を4月より提供開始すると発表した。

▲キャディクオート（クリックで拡大、出所：キャディ）

キャディクオートでは、見積依頼、見積案件管理、相見積比較、見積情報の一元管理など、顧客の見積業務プロセスを一気通貫で効率化でき、価格査定とサプライヤー選定を最適化することで原価低減に寄与する。

加えて、図面データ活用クラウドであるキャディドロワーと連携することで、図面、見積、受発注データを繋ぎ、図面品に対する独自の見積依頼や、AI（人工知能）類似図面検索によって過去の類似図面から自動的にサプライヤ－の選定や価格査定が可能になる。

またキャディクオートで収集した見積価格などの情報をキャディドロワーに自動連携して資産化することで、図面に紐づく見積から受発注までの取り引きデータを活用することができ、サプライチェーンでのデータの資産化が可能になる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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