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UUUO、水産業DXで流通最適化、漁獲廃棄削減

2024年3月4日 (月)

環境・CSR水産業における物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を手掛けるウーオ(広島市中区)は2月29日、水産マーケットプレイス「UUUO」(ウーオ)で、業界最大手を含む荷受け会社5社との新規サービス提携を開始したことを発表した。水産業でのDX化を推し進めるとともに、「魚のムダ0(ゼロ)プロジェクト」も発足し、水産業流通の最適化を通じて年間漁獲廃棄量の削減を目指す。

これまで「ウーオ」の出品者は主に産地の仲買や全国の漁業協同組合が占めていたが、2023年6月に初の荷受け会社とサービス提携を実施。以降、都市部の市場の「供給過多」と地方の市場の「供給不足」という一極集中問題を解決するため、水産業流通のアップデートに貢献し、新規出品社を含む10市場15社からの出品実績へと取引を拡大した。「ウーオ」の出品量は2倍に増加し、全国規模での流通の最適化が前進したとしている。

この取り組みは、「水産業流通の一極集中問題」の緩和と年間漁獲廃棄量の削減に効果をもたらす魚のムダゼロプロジェクトの発足につながっており、今後は、小ロット対応やAI(人工知能)を活用したレコメンド機能の実装を通じて、需要と供給の最適化をさらに進め、水産業のDXを加速させる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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