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水産流通プラットフォームウーオ、海外対応開始

2023年7月18日 (火)

サービス・商品水産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するウーオ(広島市中区)は18日、水産流通プラットフォーム「UUUO」(ウーオ)の海外対応を開始したと発表した。

具体的には、プラットフォームで英語対応が可能になり、海外の輸入業者・飲食店・小売店は日本国内の産地事業者とコミュニケーションを図ることができる。また、現地の通貨レートで仕入れの金額を見ることができ、国ごとの関税率に対応した金額が表示されるので、実際の価格が確認できる。魚種別フィルター機能によって、現地の生活文化や商習慣によって食されない魚種にはフィルターがかかる設定になっている。

ウーオはことし2月に「UUUO importer」サービスを開始。このサービスでは、国内の出品者がウーオに出品した商品を海外の輸入事業者が発注可能。輸入事業者が発注すると、ウーオは提携する輸出事業者と流通やスケジュールの調整を代行し、海外へ鮮魚を出荷する。輸入事業者は面倒な手続きは不要で、国境を越えて産直鮮魚を受け取れる。当初、タイ・カンボジアへ輸出サービスを開始したが、その後、北米・東南アジアなどにも拡大している

同社によると、日本貿易振興機構(JETRO)による令和4年度「スタートアップ等輸出支援ビジネスモデル実証事業費補助金」に採択されたことで、海外向けのサービス対応の拡大が可能になり、今回の英語版のリリースに至ったという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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