調査・データ運送業に特化した転職サイトのドラピタは5日、同社が契約する中企業を対象に「運送業のDXに関する意識調査」を実施し、結果を発表した。
「DXという言葉を聞いたことがあるか」との問いには、「聞いたことがあり、意味も理解している」58%、「聞いたことがあるが意味は分からない」21.2%、「聞いたことがない」20%の結果となり、DX(デジタルトランスフォーメーション)の浸透率が低いことが伺える。
DX化に取り組めていない企業に対して「DX化の課題はなにか」と尋ねたところ、「DX人材の不足」83.3%、「社内のリテラシー不足」77.8%、「ツールを導入しても浸透しない」50%、「予算がない」33.3%の回答が上位を占め、DX人材の不足に苦慮している企業が多い結果となった。
一方でDX化に取り組む企業においては、DXを導入する業務内容では、「労務管理」66.7%、「人手不足の解消」56.7%、「配車管理」56.7%、「ペーパーレス化」56.7%が上位を占め、IT点呼や保管管理の工数削減を目的とした書類データ化、勤怠システムの導入などの事例が挙げられた。
同アンケート調査は、保有車両台数10台未満~100台以上の中小企業・大企業に対して実施し、合計85社から回答が集まった。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com