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国内景気は2カ月連続で「悪化」、TDB調査

2024年3月6日 (水)

調査・データ帝国データバンク(TDB)は6日、全国2万7443社社を対象とした2024年2月の国内景気動向(景気DI)を調査・集計した結果を発表した。

国内景気動向調査によると、日本の景気が2か月連続で悪化。景気DIは前月比0.3ポイント減の43.9を記録し、金融市場の好材料にもかかわらず、消費者の節約志向の高まりや自動車の生産・出荷停止が悪材料となっているとしている。

(クリックして拡大、出所:帝国データバンク)

特に運輸・倉庫業界は、1.6ポイント減の41.9を記録し、業界全体に不安が広がっている。しかし、夏以降は賃上げや賞与の増加などにより個人消費が回復し、景気が緩やかに持ち直すと見ている。

関連企業からは、「燃料・車両価格の高止まり、ドライバー不足」(一般貨物自動車運送)といった声のほか、「中国向け出荷が減少している」(港湾運送)など荷動きの悪さを危惧する声もあげられた。また、時間外労働時間の上限規制適用を直前に控え、2024年問題に対して業界全体が不安を抱えているといった声も少なくないという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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