ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎重工、LPG運搬船を引き渡し

2013年1月15日 (火)

荷主川崎重工業は15日、ガスダイアナトランスポート社向けLPG運搬船「ナデシコガス」を引き渡した。同社がこれまで建造したLPG運搬船として49隻目で、同型船としては10隻目。

ナデシコガスは全長2260メートル、長さ(垂線間長)2220メートル、幅(型)37.2メートル、深さ(型)210メートル、満載喫水(型)11.2メートル、総トン数4万5812トン、載貨重量5万3003トンで、貨物タンクの容積は8万152立方メートル。

低温で液化された石油ガスを積載するため、船体とは独立して低温収縮を吸収できる独立型貨物タンクを4区画の船倉内に4基設けた。貨物タンクは、マイナス46度までの低温液化石油ガスを積載することができるよう低温用特殊鋼材を使用し、周囲は発泡ウレタンを用いた防熱施工とした。