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ログポース、AI活用の共同配送マッチング開始

2024年3月8日 (金)

ロジスティクス物流向けのソフトウエア開発などを手掛けるLogpose Technologies(ログポーステクノロジーズ、東京都渋谷区)は8日、「共同配送マッチングLOG」の正式リリースを発表した。

▲「共同配送マッチングLOG」を活用した共同配送のイメージ(クリックで拡大、出所:ログポーステクノロジーズ)

共同配送マッチングLOGは、複数の荷主間での共同配送を促進するサービス。1台のトラックで複数荷主の荷物を同一または近接する納品先へ効率的に運送できるよう、同社が運送事業者向けに提供しているAI(人工知能)自動配車システム「LOG」を活用し、運送事業者が登録している既存の配送計画と照らし合わせ、最適な配送パートナーをルートレベルでマッチングする。

自動配車システムには多くの運送事業者が登録しており、荷主は同システムを通じて各運送事業者の配送先、隙間時間、未使用のリソースなどの動向を把握できる。独自開発した高度なAI計算エンジンの活用により、荷物情報と運送事業者のリソースを瞬時にマッチングすることが可能で、定期的な輸配送業務だけでなく、突発的な物量の増加によるスポット依頼にも対応可能だ。

同サービスを先行して活用したある荷主企業は、問い合わせ後2週間で最適なパートナーとなる運送事業者を選定、配送コースを確立し、運用を開始。既存ルートに新規荷物を組み込むことで、追加投資なしで利益増を達成した。同時に、物流コストを28%削減しただけでなく、配送パートナーとなった運送会社の利益率も1車両当たり20%向上したという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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