ロジスティクスLogpose Technologies(ログポース・テクノロジーズ、東京都渋谷区)は5月30日、経営体制の強化と新たなコアメンバーの参画を発表した。同社の主力製品である「LOG」シリーズ(AI自動配車システムおよび共同配送プラットフォーム)の進化と事業成長を目指し、多様な専門性を持つスペシャリストたちが新たにチームに加わった。

▲(左から)石田政二氏、山本智大氏、中原孝信氏、羽室行光氏、進木藍氏、小澤賢治氏(出所:Logpose Technologies)
同社は2021年の創業以来、物流業界が直面するドライバー不足や配送網の非効率などの構造的課題に対応すべく、AI自動配車および共同配送マッチングシステムの開発・提供に尽力してきた。23年以降、中核人材の採用を加速させ、プロダクト開発、ビジネス拡大、組織強化を主導できる優秀なコアメンバーの陣容を整えた。
代表取締役CEO(最高経営責任者)の羽室行光氏は、コンサルティングとマーケティング双方での豊富な実績を持ち、21年の創業時から経営を担当。取締役CIOの中原孝信氏は経済学博士としてアルゴリズム開発を中心にプロダクト推進を主導している。物流ソリューション事業責任者の石田政二氏はDHLジャパンやアマゾンジャパンでの拠点統廃合、輸送現場と管理の経験を活かし、ビジネス拡大とネットワーク設計を担当。セールス責任者の進来藍氏は外資系テクノロジー企業、電通、楽天、ADKなどで大手顧客営業とブランド戦略を歴任し、19年にはJapan MVPを受賞している。
人事責任者の山本智大氏は広告営業とウェブメディアでの経験を経て、急成長企業での人材・組織開発の実績を持ち、25年4月より同社の人事体制構築を担当する。ソフトウェアエンジニアの小澤賢治氏は、SIerやエニグモでの開発および部門マネジメントの経験を有する。Lead Algorithmの羽室行信氏は、データマイニングのビジネス応用と企業情報システムに精通し、NYSOLの開発実績と各種受賞歴を持つ。同氏は中核技術の開発を主導している。
LOGシリーズは、AI自動配車システムと共同配送マッチング機能を統合し、物流事業者の業務効率と収益性の最大化を実現する。24年12月には長距離輸送向けAI自動配車システムをリリース。現在、クライアント基盤の拡大と共同配送ネットワーク領域のさらなる開発を進めている。AI自動配車システムの展開に加え、配送ネットワークから得たデータを活用した共同配送の構築を強化。運送会社と荷主の双方に新たな物流価値を提供しながら、持続可能な物流エコシステムの実現を目指している。
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