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郵船ロジ、社内システムをバージョンアップ

2013年1月24日 (木)

ロジスティクス富士通と富士通マーケティングは24日、郵船ロジスティクスに対し、会社統合効果の見える化や最大化、経理業務の効率化に向けた情報システム「グロービア・サミットGM」を提供し、昨年11月から運用を開始した、と発表した。

郵船ロジスティクスでは、レガシーERPからの脱却と事業拡大に向けたシステム基盤の構築を行い、2007年の「グロービア・サミット」導入を機に、経理業務の効率化と変化への柔軟性向上を図るとともに、業務プロセスを改善し、決算の早期化に取り組んだ。

これにより、決算情報の開示を従来の期末日から45日を30日以内に、月次決算を従来の10日から6日に大幅に短縮するなど、一定の成果をあげたが、2010年の会社統合を機に、システムを刷新することにしたもの。

富士通と富士通マーケティングは、郵船ロジスティクスの将来的な事業拡大によるデータ量の増加に備えたシステム強化、社内システムの運用効率化、セキュリティ強化のためのシンクライアント化に伴い、「グロービア・サミット」の新バージョン「グロービア・サミットGM」を提供。

月間1億件の大量明細をそのまま蓄積できる新バージョンの採用により、事業の拡大や基幹システムの強化によるデータ量の増加にも円滑に対応できるようになる。

郵船ロジスティクスは、2012年11月から新バージョンの運用を開始し、12月に導入後初の月次決算を迎え、円滑に業務を終えている。