Shippio、貿易PF利活用推進検討会に参加

ロジスティクスShippio（シッピオ、東京都港区）は、経済産業省主催の「貿易プラットフォームの利活用推進に向けた検討会」に参加したと発表した。この検討会では、貿易手続きのデジタル化に関するアクションプランが議論され、中間報告書案が公開された。報告書は、2028年度までに貿易取引のデジタル化率を10％に高める目標を設定し、人手不足などの経営課題に積極的に対応する姿勢が求められている。

Shippioは、物流手配業務の機能向上や荷主企業に対する正確な情報・データの提供の重要性を強調し、貿易プラットフォーム（PF）提供企業としてさらなる協力とサービスの改善を目指している。荷主企業の経営戦略やサプライチェーンの強靭化に不可欠な情報の提供が、有事の際の代替運航ルート検索などにも貢献することが指摘された。

検討会は、自動車、輸送機器、産業機械、鉄鋼、化学など、グローバルに貿易を展開する大手製造業企業、貿易PF提供事業者、関係省庁・団体が参加し、デジタル化に向けた課題と解決策を官民で共有する場となった。日本の貿易手続きのデジタル化推進は、国際ビジネスの競争力強化に向けた急務として位置付けられており、Shippioもこの動きに積極的に貢献していく方針としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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