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図書印刷、収益力強化へ事業再編

2013年1月29日 (火)

拠点・施設図書印刷は28日、100%子会社の図書製本(東京都北区)を4月1日付で吸収合併すると発表した。また、生産体制の最適化を図るため、沼津工場の改修と城北工場の廃止も決めた。

図書製本の吸収合併は、組織統合によって生産工程の指示命令系統を一本化することで、品質管理体制の強化を図るとともに、間接部門の共通化による業務効率の向上を図る狙い。

また、主力の沼津工場(静岡県沼津市)で実施している建物改修工事は6月までに完了する。老朽化した建物の建替えを中心とした場内物流の合理化、耐震対策の強化を図るもので、生産効率を高め、収益力の向上につなげる。

城北工場(東京都北区)については、凸版印刷から委託された製品を中心に生産を行ってきたが、出版印刷市場の縮小や築年数が40年を経過していることなどを考慮し、3月31日付で工場を廃止し、生産を他工場に移管する。