ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

セーフィーが点呼プラスと連携、遠隔点呼に対応

2024年4月4日 (木)

サービス・商品クラウド録画サービスのセーフィー(東京都品川区)は4日、ナブアシスト(前橋市)が提供するクラウド型点呼支援システム「点呼+(プラス)」との連携を開始したと発表した。運輸業界における人手不足の解消や運行管理での安全性向上を目指す上で、遠隔点呼の活用を後押しする。

国土交通省では、近年、自動車運送業における人手不足の解消や過労運転の防止を目指し、ICT(情報通信技術)を活用した運行管理の高度化を推進している。過労運転などの事故を防止するための点呼業務は従来、対面実施が原則のところ、カメラやモニターを介した「遠隔点呼」が「対面点呼」と同等の扱いとなり、その活用が拡大することが期待されている。遠隔点呼を実施することで、早朝や深夜の勤務における点呼執行者(運行管理者または補助者)を各営業所に配置せずに済み、営業所と車庫が離れている場合でも移動時間が削減できるため、業務負担の軽減にも効果がある。
 
一方、遠隔点呼を実施するためには、実施営業所などにカメラなどの動画撮影可能な機器を設置し、運転者の全身とアルコール検知器の使用時の状況が確認できることが施設・環境要件となっており、そのためには点呼現場においてカメラなどを導入する必要があるため、設置の手軽さや導入の容易さが求められてきた。

セーフィーは、映像データの遠隔での状況確認や映像解析による業務効率化・異常検知などさまざまなソリューションとして提供しており、今回、ナブアシストが提供する点呼+との連携サービスにより、クラウド録画サービス「Safie」(セーフィー)の映像データを活用して1つの営業所とほかの離れた営業所や車庫間での遠隔点呼を実現し、その状況記録を含めた必要な点呼記録を点呼+上で一元管理することができるようになる。これにより、運行管理者の業務負担軽減やスムーズな点呼記録の管理が可能となり、運送事業やトラックドライバーの業務効率化に寄与する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com