荷主東海電子は25日、トラック運送事業者など向けの新たなドライバー点呼制度「遠隔点呼」について、わかりやすく説明した特設サイト「遠隔点呼.com(ドットコム)」を開設したと発表した。
遠隔点呼は、インターネット回線を介してモニター画面越しに行う点呼のこと。新型コロナウイルス禍を受け、運行管理者がドライバーの酒気・疾病・披露の確認や必要な指示を非接触・非対面でできるよう、国土交通省がことし4月から始めた制度だ。
遠隔点呼を行うには、モニターのサイズやカメラの画素数などの機器・システム面を始め、25の要件がある。国交省もイラストを交えたカラフルなリーフレットを作って紹介しているが、このサイトではさらに理解を進められるよう、やさしく、かつ詳しく説明している。東海電子のクラウド型点呼システム「e点呼プロ」の紹介も盛り込んでいる。
同社は遠隔点呼の導入を検討している企業に向けて、労働生産性を劇的に高めることが期待できるとし、戦略的な活用を提案している。
■特設サイト「遠隔点呼.com」
https://lpfo.tokai-denshi.co.jp/enkakutenko