ロジスティクス政策研究大学院大学(東京都港区)は5日、開発途上国の関税政策専門家の養成を目的とした教育プログラムを受講する11か国11人の留学生が、函館税関本関(北海道函館市)と千歳税関支署(千歳市)を3月25、26の両日に訪問したと発表した。
同大学は国際的な政策研究の拠点として、国内外の60か国から学生を受け入れ、安全保障・外交政策、経済学、公共政策、国際開発など重要な制作分野で多様な教育プログラムによる研究、教育を行っている。今回の訪問視察は、財務省に属する税関研修所、函館税関の協力のもと行われ、学生は増大する貨物などの円滑な通関を図りつつ、適正・公平な関税などの徴収を確保するための施策を学んだ。
学生たちは、函館税関本関で、NACCS(輸出入・港湾関連情報処理システム)を使用した通関実務や、移動式X線検査装置などを使った取り締まり状況を視察。千歳税関支署では、電子申告ゲート、固定式X線検査装置、不正薬物・爆破物探知装置、麻薬探知犬などを活用した旅具通関の説明を受け、理解を深めた。
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