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三菱重工、航空エンジン向け燃焼器製造工場が完成

2024年4月12日 (金)

拠点・施設三菱重工は11日、同社グループの三菱重工航空エンジンが、三菱重工業長崎造船所(長崎市飽の浦町)の敷地内で手掛ける、航空エンジン向け燃焼器製造の「MHIAEL長崎工場」2期棟が完成したと発表した。

▲MHIAEL長崎工場の2期棟(出所:三菱重工)

同工場は、現在稼働中の1期棟の建屋を拡張したもので、順次設備を増強し、短・中距離旅客機用のエンジン部品の需要増に対応する。また、航空機製造用の量産機としては日本初となる遮熱コーティング設備を導入し、製造技術力の差別化とコスト競争力の強化を図る。

MHIAEL長崎工場は、燃焼器部品の素材受け入れから加工、組立まで手掛ける生産ラインを有し、加工難度が極めて高い航空エンジン部品を高効率に製造するため、最新鋭の工作機械や自動搬送・自動工具交換システムなどの自動化・省人化技術を導入している。同社グループは、世界の民間航空機用エンジンの長期的な需要増を見据え、今後も事業拡大と生産体制整備を進めるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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