ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

マッスルスーツの実運用効果を検証、イノフィス

2024年4月24日 (水)

▲「Soft-Power」(出所:イノフィス)

調査・データ東京理科大学発のベンチャー、イノフィス(東京都八王子市)は23日、荷物の持ち上げや積み込みなど腰への負担が大きい作業で、同社製品のマッスルスーツ「Soft-Power」(ソフトパワー)について、作業者の腰の負担を軽減し、作業効率など生産性の向上をもたらすことが可能かなどについて検証を行った、と発表した。

ソフトパワーは、人工筋肉のアシスト技術をサポーターの背面部に組み込むことで、サポータータイプでは最強クラスの補助力を実現している。

今回の検証では、特に、ソフトパワーが業務に支障なく使用できるかや、身体的負担感の軽減に役立っているか、導入することで事業インパクトがあるかの3点で検証を行い、すべてで有用だとの結果が出たという。

実証実験でマッスルスーツを使用した作業者に行ったアンケートでは、50%以上が今後も使用したいと回答、45%以上が職場で採用してほしいなどと答えた。

また、着用者に筋電系センサーを用いた筋力負荷値の計測と分析を行ったところ、特に固定位置での繰り返し作業で、最大60%の腰の負荷軽減を確認できたという。さらに着用の有無で業務改善効果を測定すると、着用した場合、作業時間が短縮し、原材料の運搬業務の平均時間が6分短縮された。

▲調査アンケート(クリックして拡大)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com