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イノフィス、マレーシアでマッスルスーツ販売

2021年4月6日 (火)

サービス・商品イノフィス(東京都千代田区)は5日、マレーシアで「マッスルスーツEvery(エブリィ)」の販売を開始した。海外展開の一環として、製造業や物流業に従事する労働人口が多い同国のニーズを取り込む。

マッスルスーツエブリィは「中腰姿勢を保つ」「人や重い物を持ち上げる」といった作業時の腰の負担を低減するアシストスーツで、最大25.5重量キロの補助⼒、重量は3.8キロと軽量。2020年12月末時点でシリーズ累計販売台数1万6000台に達している。電力を使用せず、圧縮空気を使用した人工筋肉が補助力を発揮するため、製造・農業・介護・物流・建設などの作業現場で利用できる。

(出所:イノフィス)

同社は進出先にマレーシアを選んだ理由として「工業製品の自国生産の奨励と同時に外国企業の工場誘致を積極的に行っており、製造業や物流業の労働人口が多い」ためと説明。これらの産業で腰の負担が大きい作業従事者のニーズを主要なターゲットと捉え、今後の介護需要の高まりも想定して現地販売代理店と協業し、製品を展開することにした。