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JALなど、航空機の被雷回避判断サービスを導入

2024年5月9日 (木)

M&A日本航空(JAL)と三菱重工業はこのほど、航空機の被雷予測を高精度に行える被雷回避判断支援サービス「Lilac」(ライラック)の使用契約を4月2日に締結したと発表した。

▲「Lilac」のイメージ図(クリックで拡大、出所:日本航空)

同サービスの利用により、パイロットは飛行中でもコックピットから実際に見える雷雲と機上レーダー、アスキーアートレポートを重ね合わせて、到着経路にある発雷の可能性がある雷雲の有無を考慮した到着経路の選定や、着陸時間を考慮できるようになる。

航空機被雷の多くは離発着時に発生し、冬の日本海沿岸では夏に発生する雷に比べて放電エネルギーが大きく、気象レーダーに映りづらいため雷雲の発生場所の特定が難しい。国内での航空機への被雷は年間で数百件発生し、複合素材機であるボーイング787型機やエアバスA350型機が被雷により損傷した場合、修復完了までに長い時間を要すためスケジュール遅延による経済的損失を含めると、国内では年間約数億円規模の損失が計上されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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