調査・データ帝国データバンク(TDB)が7日発表した、4月の全国景気動向調査によると、原材料価格の高止まりや価格転嫁の進行遅れにより、景気DIは前月比0.3ポイント減の44.1と、国内景気は2か月ぶりに悪化した。今後は、外国為替レートに不確実性が伴うものの、緩やかな持ち直し傾向で推移すると予測している。
「運輸・倉庫」は43.1ポイントと前月から横ばいを維持した。ある特別積み合わせ貨物運送事業者からは、「輸送量の増加と取引単価上昇が見込まれ、経費分を吸収できると見込んでいる」など楽観的な声があった一方で、ある一般貨物自動車運送事業者からは、「原油価格上昇と労働時間の制限で売上は減少しており、運賃の値上げ交渉をしているが難しい状況」との声も挙がった。
先行きについて、ある一般貨物自動車運送事業者からは「荷物はあふれていて人員さえ確保できれば伸びていくと考えている」との声もあった。
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