丸和がC&Fに再度質問状、｢公正性や透明性に疑義｣

M&AAZ-COM丸和ホールディングスは24日、C&Fロジホールディングスに対する株式公開買い付け（TOB）について、C&F側の特別委員会の検討状況などに対しての質問状を再度送付したと発表した。

丸和は2日から、C&Fの完全子会社化を目的とする公開買い付けを開始しているが、C&F側から「受領した複数の対抗提案と自社提案を比較検討する」旨の開示があったことについて、「投資判断に資する内容の回答になっていない」、「公正性や透明性に疑義が生じている」として、17日付でC&Fに再度質問状を送付し、検討プロセスの詳細な開示を求めた。

また、同日の「SGホールディングス（HD）によるC&F買収」という旨の一部報道により株価が急騰したことについて、SGHD側が報道を否定した一方で、C&F側が「対抗提案者の中にSGHDが含まれていることは事実」とするなど、双方の言い分が異っていることにより、その後の投資家判断に大きな混乱を与えているとし、一連の情報の真偽などについて具体的な開示をすることを求めた。

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