丸和がTOB開始を“強行”、C&F提案受け入れず

ロジスティクスAZ-COM丸和ホールディングスは1日、C&Fロジホールディングスの買収を目的としたTOB（株式公開買い付け）を、2日から開始すると発表した。C&F側からはTOB開始を延期するよう3度の要望を受けていたがこれを拒否し、当初の予定通り5月上旬でのTOB開始を“強行”する形だ。

TOBは2日から6月17日までの31営業日で、当初予定していた20営業日から11営業日延長。今回のTOB実施に対して、C&F側から「法的拘束力のある具体的な対抗提案」が公表されることを想定したためで、C&F側の要望に「最大限に斟酌（しんしゃく）」した決定だとしている。買い付け価格は1株当たり3000円に設定し、買い付け予定数は2164万6698株、代金649億円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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