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商船三井、鉱石輸送船に風力推進補助装置|短報

2023年3月8日 (水)

▲ローターセイル搭載本船イメージ(出所:商船三井)

ロジスティクス商船三井は8日、鉄鉱石輸送に使う20万トン級ばら積み船を改造し、高さ35メートル、直径5メートルの円筒形の風力推進補助装置「ローターセイル」2基を搭載すると発表した。荷主の大手資源会社Vale International(ヴァーレ・インターナショナル、ブラジル)と2021年から共同で検討してきたもので、セイル搭載は24年前半の予定だ。

ローターセイルはフィンランドのNorsepower(ノースパワー)製。航行中にローターが回転し、そこに風が吹き込み周りに圧力差が生じることで推進力を得る。航海最適化システムも併用して、燃料消費量と温室効果ガス(GHG)排出量の6~10%削減を見込んでいる。

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