ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物、隅田川駅増強、来月16日から供用開始

2013年2月15日 (金)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は、2009年度から着手していた「隅田川駅鉄道貨物輸送力増強事業」を竣工し、3月16日から供用を開始する。

同事業は、隅田川駅構内の着発線、荷役線の延伸、コンテナホームの拡幅・延伸、機関車留置機能の整備を図るもので、第3セクターの京葉臨海鉄道が事業主体となって、事業費46億円で実施しているもの。

竣工により、国鉄時代に作られた青函連絡船航送の編成両数(18両)に対応した配線(着発線、荷役線)を、現在の標準の編成両数(20両)に対応した長さとし、輸送力の増強を図るほか、取扱量が増加している大型コンテナ(31フィート、20フィートISOタイプ)の取扱列車を拡大する。

また、隅田川駅発着列車の機関車は田端信号場駅まで回送が必要だったが、同駅構内に機関車留置設備を新設することで、輸送障害時でも柔軟な機関車運用を行うことが可能となる。