話題日本郵船は20日、昨年12月1日からことし1月31日までの2か月間、冬季安全推進キャンペーン「セイル・オン・セーフティー」を実施したと発表した。
このキャンペーンは、冬季の荒天に起因する事故を含めた海難防止の取り組みとして、2004年から全社的に実施しているもの。
今回は同社役員と国内外合わせて延べ434人の陸上社員らが264隻の運航船を訪れ、本船の状況や安全運航について意見交換し、「船陸間の円滑なコミュニケーションと相互理解が、安全運航を達成する上での大切な要素であること」を確認するとともに、安全の重要性を再認識した。
2004年のキャンペーン開始から累計で2717人の役員・社員らが1691隻を訪船して意見交換し、船陸での安全意識の共有化を図っており、「冬季は荒天によるトラブルが増加する傾向にあることから、毎年この時期に本キャンペーンを実施している」としている。