ヤマトシステム、ICT資産管理で沖電気と連携

サービス・商品沖電気工業とヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発（東京都江東区）は21日、ICT資産の導入や運用業務を受託するLCMサービスでICT資産管理のクラウドサービスを連携し、同日から提供を開始すると発表した。1月の販売提携に続くもの。

沖電気の「EXaaS ISM」とヤマトシステム開発の「PCLC-WEB」を共通のIDで利用できるように専用ポータルサイトを用意するほか、沖電気のサービスで自動収集するインベントリ情報をヤマトシステム開発が提供するWEB上の資産管理台帳に自動で取り込めるようにするなど、両社のサービスを一元化し、企業のシステム管理部門の導入・運用負担を軽減する。

これにより、利用者は1つのIDで両社のサービスを利用可能となり、ユーザー企業側でデータ連携をする必要がなくなるほか、契約、請求、保守を一本化し、事務負担を軽減できるようになる。

また、企業が保有するICT資産だけではなく、社員が業務で使用する個人のパソコンやモバイル端末も一元管理できる。

PC500台で利用する場合の1台あたり標準月額利用料金は600円（税別）で、両社は2016年度までに合わせて15億円の売上を見込む。