メディカル日本医薬品卸売業連合会(東京都中央区)は、8日、医薬品卸売業者の機能と活動をまとめた冊子「医療を支える医薬品卸」を発表した。
同書によると、医薬品卸企業は、医薬品の安全かつ安定的な供給を担い、医療機関や保険薬局に対し、必要な医薬品を迅速かつ正確に提供することが使命である。医薬品の特性として、社会性・公共性の高さ、有効性・安全性の確保、外観からの特性判断の困難さ、多品種・少量生産、需要予測の難しさが挙げられる。これにより、卸企業は品質や有効性、安全性の確保に努め、緊急性を伴う供給に対応している。
卸企業の具体的な機能は、仕入・保管・配送・品質管理などの物的流通機能、販売促進・管理・適正使用推進・コンサルティングなどの販売機能、情報収集・提供機能、債権・債務の管理などの金融機能に分かれる。これらの機能を通じて、医薬品卸売業者は高い倫理観を持ち、社会的使命を果たしており、今後ともこの使命を全うしていくとしている。
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