国際アメリカ財務省の外国資産管理局(OFAC)は10日、フーシ派の財務支援者サイード・アル・ジャマルのネットワークに関与する企業や船舶、個人10人に制裁を科したと発表した。この措置は、フーシ派の資金調達を阻止するためのもので、偽造書類を使用して商品を輸送する海運会社や船長が含まれる。香港のレイニー・シッピングとパナマのルイ・マリン・シップホールディング・エンタープライズも制裁対象となった。
この制裁により、対象者の米国内資産は凍結され、米国人との取引が禁止される。また、対象者と取引する金融機関やその他の個人も制裁の対象となる可能性がある。今回の措置は、国際テロ組織の資金調達を断つことを目的としており、OFACは今後も制裁リストの更新と解除を行う方針としている。
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