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ルノートラック、チリに初のEV車納入

2024年6月26日 (水)

荷主ルノー・トラックス(フランス)は25日、チリに初めて電動トラックを納入したと発表した。3台のルノー・トラックE-テック Dワイドが、チリの運送業者トレイラー・ロジスティクスに納入された。これらのトラックはハイネケンおよびキニェンコ・グループが所有する飲料の包装・物流企業CCUのためにサンティアゴ市内で稼働している。

ルノー・トラックスは、チリの輸入業者サルファを通じてこれらの電動トラックを納入した。トレイラー・ロジスティクスとCCUは、環境フットプリントの削減に積極的に取り組み、飲料流通業務の脱炭素化を目指している。ルノー・トラックスは2020年からフランスの工場で電動トラックを量産している。

今回納入されたトラックは、26トン、264キロワット時のバッテリーを搭載しており、1日におよそ100キロを走行する。これらのトラックはCCUのNPR配送センターで夜間に充電され、メンテナンスはサンティアゴのサルファディーラーで行われる。これにより、信頼性と運転効率が保証されている。

これら3台の電動トラックの使用により、トレイラー・ロジスティクスとCCUは年間628トンのCO2排出量を削減することができる。

ルノー・トラックスのアフリカ、ラテンアメリカ、アジア担当副社長であるシリル・バリエ氏は、「チリへの電動トラックの初納入は、ルノー・トラックスが革新的で持続可能な輸送ソリューションを世界規模で推進するコミットメントを示すものである」と述べた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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