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富山県で災害物流専門研修を開催

2024年6月28日 (金)

環境・CSR富山県トラック協会は28日、災害物流専門家研修を開催したと発表した。研修は24日から25日の2日間にわたり、富山県トラック会館で行われ、参加事業所は北陸旭輸送、石川トナミ運輸、港運輸、大富運輸、森田商運、松田運輸、荻布倉庫の7社であった。講師にはNX総合研究所の高橋巨樹ゼネラルマネージャーと川目俊夫コンサルタントが招かれ、富山県危機管理局防災・危機管理課の盛田敏暉主事もオブザーバーとして参加した。

研修の目的は、災害時に必要となる知識を習得し、大規模災害時の物資拠点の効率的な運用や円滑な物資輸送の支援を目指すものであった。林伸治専務理事は「元日の能登半島地震で富山県内にも被害が発生しており、災害物流の重要性が増している」と述べた。

研修は「基礎知識編」「拠点編」「輸送編」「自治体対応編」の4つに分かれ、参加者は災害時の物流の基本的な流れや過去の事例、物資拠点の選定と管理、輸送手配の方法、自治体との連携体制などを学んだ。グループ演習では、物資拠点のレイアウト作成を行い、講師からの講評も受けた。

研修終了後には修了証が授与され、受講者は災害物流専門家としてデータベースに登録された。今後、災害時において実際に被災地に派遣される際に役立つことが期待されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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