財務・人事カンダホールディングス(HD)が15日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比0.7%増の523億6600万円、営業利益が同6.1%増の36億4500万円、最終利益が11.3%増の24億5600万円だった。国内貨物量の回復は限定的だったが、既存取引先での取扱量増加や適正運賃の確保が利益を支えた。
主力の貨物自動車運送事業は、売上高が1.0%増の394億3400万円、セグメント利益が7.2%増の29億円だった。貨物輸送量は低調に推移したものの、既存取引の拡大が増収につながった。燃料価格や調達コストの上昇に対して、運賃改定などによる採算改善も進んだ。
国際物流事業は、売上高が0.9%減の109億8600万円となった。一部地域で需要動向が不透明となり、輸送量が伸び悩んだ。一方、コスト管理の徹底などでセグメント利益は11.7%増の12億1600万円となり、減収ながら増益を確保した。
不動産賃貸事業は、売上高が0.7%減の8億9200万円、セグメント利益が6.8%減の5億3900万円だった。その他事業は営業収益が6.2%増の10億8800万円だったが、一部業務のコスト増によりセグメント利益は3.1%減の1億500万円となった。
27年3月期の連結業績予想は、売上高が3.5%増の542億円、営業利益が4.5%増の38億1000万円、最終利益が4.0%増の25億5500万円。ドライバー不足や人件費、燃料価格の高止まりが続くなか、新規業務の獲得、グループ会社や拠点間の連携、配送効率化、M&A、物流現場への先端技術導入を進める。
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