ロジスティクス楽配システム(大阪府吹田市)は15日、再配達削減とラストワンマイル配送効率化を目的とした配送OSの開発を推進する会社を4月15日に設立したと発表した。宅配事業者とフードデリバリー事業者を接続する配送プラットフォーム「楽配便」を開発し、「再配達ゼロ」の実現を目指す。
同社は、配送事業者や荷主、地域配送網をAPIで横断接続する配送OS構想を推進する。宅配営業所などで荷物を止め置きし、利用者が在宅時に配送依頼を行う「オンデマンド受取」モデルを採用することで、再配達そのものを発生させない仕組みを構築する。クール便や高額商品など置き配が難しい荷物への対応も想定している。
背景には、EC(電子商取引)市場拡大や単身世帯増加による再配達問題の深刻化がある。国内宅配取扱個数は年間50億個規模に達し、このうち5億個が再配達になっているという。物流業界ではドライバー不足や配送負荷増加、CO2排出増加が課題となっている。
同社は、RevoEnergy(レボエナジー、大阪府吹田市)が保有する配送最適化関連の特許や商標を活用し、配送インフラ全体をAPIで接続する基盤構築を進める。今後は大阪エリアを中心に実証・効果検証を行い、EC事業者や宅配事業者、フードデリバリー事業者との連携拡大を図る。配送時間や走行距離、CO2削減量などの効果検証も進め、物流負荷削減モデルの標準化を目指す。
塗野直透社長は「再配達はドライバー負担だけでなく、無駄なCO2排出を招く社会的損失だ。再配達ゼロを実現し、消費者、配送者、地球環境の三方よしとなる持続可能な物流インフラを構築したい」とコメントしている。
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