財務・人事ベジクルは6月28日、シリーズA追加ラウンドにより累計5.2億円の資金調達を完了したと発表した。この資金は、飲食店向け青果流通事業の拡大と業務効率化を目的としている。ベジクルはアグリビジネス投資育成、ウイング・キャピタル・パートナーズ、ぐるなび、みずほキャピタルなどからの出資を受け、BPaaS(ビーパース、Business Process as a Service)プロダクトの開発と人材採用を強化し、サービスの全国展開を加速させる予定である。
同社のサービスは、青果流通業者の受注から出荷準備までの事務オペレーションを受託し、業務負担を軽減するもので、現在12社のパートナーが利用。これにより、業務効率化とコスト削減、さらには新規顧客の獲得を支援している。ベジクルは、深夜帯の人手不足やアナログ業務による長時間労働といった業界の課題に対応するため、オペレーションのDX化を進め、多くの新鮮な野菜や果物を迅速に配送する体制を整えている。
今回の資金調達を受けて、ベジクルは2026年度には取引飲食店数を2万店舗に拡大することを目指す。
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