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玉井商船、不動産担保に5億円の資金借り入れ

2020年7月13日 (月)

財務・人事玉井商船は13日、同日開催の取締役会で、三井住友銀行から5億円の資金借入を行うことを決議したと発表した。

同社は海運市況の低迷によって手元流動性が低下し、有利子負債が手元資金と営業キャッシュ・フローに対して高水準な状態が続いていることから、15日付で同社グループが保有する不動産を担保に5億円を借り入れ、財務状況の改善を図る。

営業面では、売上の多くを占める南米から日本への水酸化アルミニウム輸送や、北米から日本への穀物輸送の採算を改善するため、数量積輸送契約などを長期的・安定的に確保する営業施策に取り組むほか、船舶の維持管理に必要な経費支出の見直しや乗組員の効率的な配乗に取り組むことを明らかにしている。

玉井商船の財務状況に黄信号、立て直しへ資産売却