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ヒガシHD、25年通期はEC向け3PLなど好調で上方修正

2025年5月9日 (金)

財務・人事ヒガシホールディングスは2025年3月期の決算と、通期予想の上方修正を発表した。
通期予想の上方修正

ヒガシホールディングスは9日、2025年3月期の通期業績予想と実績値に差異が生じたことを発表した。当初予想に対し、売上高は13.2%増の56億2600万円上回る481億2604万円、営業利益は11.8%増の2億8900万円上回る27億3900万円、最終利益は10.1%増の1億6500万円上回る18億500万円となった。

上方修正の理由として同社は、大手EC(電子商取引)向け大型3PLセンターや配送業務、大手得意先のカタログ発送業務、大手インフラ会社向け資材販売業務の拡大などで物流量が堅調に推移したことに加え、第4四半期にオフィスサービス事業でのオフィス移転案件の受注やITサービス事業におけるPCキッティング業務の受注が想定を超えたことを挙げている。

2025年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比18.4%増の481億2604万円、営業利益は同25.1%増の27億3900万円、最終利益は同19.9%増の18億500万円となった。

セグメント別では、運送事業の売上高が前年同期比11.2%増の254億8100万円、セグメント利益は同12.1%増の31億3800万円となった。これは主に、新貨幣対応の精密機器配送・設置業務や、大手EC向けの配送業務の増加によるものである。

倉庫事業は売上高が前年同期比31.3%増の140億4000万円、セグメント利益は同37.6%増の11億7600万円となった。これは主に、大手EC向け業務の倉庫開設により売上が増加したことによるものである。

来期の通期予想については、売上高は前年同期比6.0%増の510億円、営業利益は同7.9%増の29億5600万円、最終利益は10.8%増の20億円を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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