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シャープ、米国のソーラーディベロッパーを買収

2010年11月8日 (月)

M&Aレント社を完全子会社化したと発表した。買収金額は3億500万ドル。21日にリカレント社買収の合意に達し、関係当局の承認を経て子会社化に必要な手続きを行っていた。

 

北米ソーラー市場では、電力会社向けプロジェクトを中心に大幅な需要の拡大が見込まれ、電力会社向けビジネスではディベロッパーの役割が大きいことから、リカレント社の買収が必要と判断。

 

リカレント社は米国・カナダを中心に約2ギガワットのプラント開発案件を保有するとともに、欧州などでも事業を展開している。シャープは、リカレント社を完全子会社化したことで、ソーラー事業の拡大に重要なディベロッパー機能を持つこととなる。

 

シャープでは今後「リカレント社の発電事業開発ノウハウを生かし、セル・モジュールの開発・生産から、プラント開発・販売までを展開し、ソーラー・トータルソリューション・カンパニーを目指していく」としている。