イベント日本郵船は2日、同社の豪華客船「飛鳥II」がニューヨーク港に停泊中に日米文化交流イベントを開催したと発表した。このイベントには、人間国宝である蒔絵師の室瀬和美氏と能楽小鼓師の大倉源次郎氏が参加し、元文化庁長官の近藤誠一氏との鼎談が行われた。展示されたおよそ100人の伝統工芸品も鑑賞され、アメリカの美術関係者やメディア関係者およそ80人が参加した。日本郵船は今後も「飛鳥II」や「飛鳥III」を活用し、伝統文化の発信を支援する予定である。

▲式典でスピーチを行う在ニューヨーク日本総領事の森美樹夫大使(出所:日本郵船)
このイベントは、飛鳥IIのデッキで開催され、参加者は日本の伝統工芸や能楽について学ぶ機会を得た。室瀬氏は蒔絵の技法について解説し、大倉氏は能楽の演奏を披露した。また、鼎談では、日本とアメリカの文化交流の重要性や伝統文化の保存と継承について議論が行われた。
日本郵船は、文化交流を通じて国際理解を深めることを目的としており、今回のイベントはその一環として実施された。参加者からは、伝統文化に触れる貴重な機会を提供されたことに感謝の声が寄せられた。今後も日本郵船は、さまざまな文化交流イベントを通じて、日本文化の魅力を世界に発信していく方針である。
今回のイベントの成功を受け、日本郵船はさらなる文化交流プログラムの展開を計画しており、特に次世代への伝統文化の継承を重視している。飛鳥IIは、今後も各国の主要港を訪れ、その地元コミュニティと連携して文化イベントを開催する予定である。
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