サービス・商品物流機械開発のユアサ商事(東京都千代田区)は3日、connectome.design(東京都千代田区、コネクトデザイン)と共同で開発したAI外観検査装置「F[ai]ND OUT(ファインドアウト)シリーズEXW」を発表した。この装置は、製品の表面と裏面を同時に検査する機能を備え、製造ラインに設置される。これにより、異物や異常を自動的に検出し、検査の省人化と効率化を実現する。
また、AIエンジンを搭載し、良品のみで学習できるため、大量の不良品画像を用意する必要がない。さらに、AI検査に必要なカメラ、照明、AI用PCをワンパッケージ化して提供するため、既存の生産ラインへの導入も簡単である。この装置は、7月5日から開催されるグランドフェア2024(幕張、宮城、名古屋、福岡、大阪)で展示される予定である。
今後、この装置は食品や金属部品の外観検査にも展開される予定だ。ユアサ商事は、産業機器や工業機械などの製品販売やサービスを提供している企業であり、connectome.designは人工知能や機械学習に特化した企業である。
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