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ユアサ商事、今ある倉庫そのまま自動化を提案

2024年2月6日 (火)

サービス・商品ユアサ商事は5日、物流施設におけるピッキング用自動搬送システム「ツインピック」を、Phoxter(フォクスター、大阪府豊中市)とプラスロジスティクス(東京都豊島区)の3社共同で開発したと発表した。

「ツインピック」はコンベアライン組立がいらない自動搬送システムで、「今ある倉庫をそのまま自動化」をキーワードに、狭小スペース対応、省人化、そして天井高までの保管効率大幅向上を同時に実現する。

同システムは、保管部分の「高層棚コンテナ自動搬送ロボット」と、ピッキングへの搬送部分の「低層棚自動搬送ロボット」2種類のロボットを同時制御する国内初事例で実用新案を取得。「高層棚コンテナ自動搬送ロボット」により保管効率の大幅な向上(最大8mの高さまで)を実現し、「高層棚コンテナ自動搬送ロボット」から「低層棚自動搬送ロボット」への商品受け渡しオペレーションの構築で、大幅なラインの組み立てが不要、コストは従来の自動倉庫の3分の1程度とした事例も紹介されている。また、入荷検品後、即時に商品格納して入庫時間を削減し、ピッキング作業者は定位置での作業となるため、歩行数削減などにも大きな効果がある。

▲システム概要(クリックして拡大、出所:ユアサ)

同社では、5月以降同社の関東物流センターで同システムの公開も予定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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