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【四半期決算】日新2Q、国内外で回復鮮明

2010年11月8日 (月)

M&A【平成23年3月期第2四半期連結業績】
社名:日新
売上高:967.9億円(22.9%増)
営業利益:19.8億円(前期は3.8億円の損失)
経常利益:21.4億円(前期は2.3億円の損失)
四半期純利益:10.8億円(前期は4.6億円の損失)

 

インドでトラック輸送、ベトナムで鉄道利用輸送の基盤強化を進めたほか、昨年買収した鶴見倉庫を核に世界80地域を対象とした危険品混載輸送を開始し、国際物流の強化に注力。コスト管理にも取り組み、収益力の向上を図った。

 

輸出海上貨物部門では、四輪完成車、CKDなど自動車関連部品の荷動きが大幅に拡大したほか、欧州向けソーラーパネルの取扱いが増加。化学品、電子部品の取扱も順調に推移した。

 

輸入海上貨物では、国内景気の回復により中国発の雑貨、家具が堅調。製材・合板関係の取扱いも伸長した。

 

5月に横浜港で開始した自動車内航船の車両積み下ろし業務が本格化したほか、昨年稼働した大型物流センター「堺ロジスティクスセンター」も高水準の稼働率で推移した。

 

海外では、米州で自動車生産が回復し、自動車関連部品の輸出入が航空・海上輸送ともに復調。生産関連の航空輸出、日本発の電子部品の取扱い、メキシコから米国へのボーダー輸送が順調に推移した。欧州では英国で自動車関連部品の輸入が航空・海上輸送ともに順調に伸び、中国では電子部品の輸出航空貨物を中心に取扱いが拡大した。