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キーエンス、短荷間高速読取スキャントンネルを開発

2024年7月22日 (月)

サービス・商品測定機器などを手掛けるキーエンスは22日、あらゆる形状、搬送を安定的に読み取るスキャントンネルシステム「STシリーズ」を発表した。

物流量の増加により「短荷間」での搬送が増える中、従来のコードリーダでは視野に複数のコードが入り込んでしまい、読み取りエラーの原因となっていたが、同製品では同社が独自開発した新技術「DynaTrax(ダイナトラックス)」を採用することで、ソフトウェア・ハードウェア・アルゴリズムの組み合わせにより、短荷間での高速読み取りを実現したとしている。同社の従来型高機能機種と比較し、読み取り視野2.3倍・深度2倍を実現、読み取り可能な領域をより広く確保できるほか、同社のノウハウを詰め込んだ物流用寸法測定器や、コンベアの「横から読む」底面コードリーダも用意、物流業界が求めるあらゆるニーズに対応するという。

また、従来比2分の1のコンパクト設置で省スペースを実現し、設置自由度が高くなることで設計時間も短縮。さらに、コードリーダとコントローラをつなげる独自通信「ST-Series Link」では、一括設定により、立ち上げにかかる工数を大幅に削減、稼働状態を見える化し、トラブル解決をサポートするAI解析ソフトも完備した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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