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自動物流道路実装は10年後めど、24時間稼働想定

2024年7月26日 (金)

ロジスティクス国土交通省は25日、自動物流道路の構築検討を目的に設置した検討会で、自動物流道路のあり方を定めた中間取りまとめを行った。

自動物流道路を、道路空間を活用した物流専用空間の構築、無人化・自動化された輸送手法の組み合わせによって構築された新たな物流形態と定義。24時間稼働で、人的資源の制約を離れた小口・多頻度輸送を物流専用の省スペースで安定して実施するとともに、輸送と保管の速度を一致させ重要の波を平準化し、オフピーク活用などの物流効率化を図っていく。

「持続可能で、賢く、安全な、全く新しいカーボンニュートラル型の物流革新プラットフォーム」をコンセプトの柱に据える。具体的には、需要平準化・標準化などのロジスティクス改革、人手による積み替えが不要なシームレスな複数物流モードの連結、低炭素技術の導入などを推進する。

▲自動物流道路のイメージ(クリックで拡大、出所:国土交通省)

現在、物流量の多い東京‐大阪間での実装を想定し、新東名高速道路・新秦野‐新御殿場間の建設中区間で実証を開始しており、10年後をめどに一部区間での実装を目指すとしている。このほか、モード接続のための日本貨物鉄道(JR貨物)拠点との接続や、地方部の物流拠点‐都市間、都市内物流との連携の検討も進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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