M&A金融サービス事業などを手掛けるGFA(東京都港区)は、26日開催の取締役会で、同社子会社で一般貨物自動車運送事業を手掛けるフィフティーワン(東京都江東区)の保有株式の55%を不動産コンサルティング事業などを手掛けるアークサービス(東京都港区)に譲渡するすることを決議した。株式譲渡に伴い、フィフティーナインはGFAの連結子会社から除外され、持分法適用関連会社となる。
フィフティーナインは、2022年10月にGFAが80%の株式を取得し子会社化。子会社以降も一般貨物自動車運送事業として、チャーター便、貸切配送便、ハンドキャリー、倉庫保管などの営業活動に従事し、継続した駐車場の貸出し等の安定的な収益に加え、新規取引先の開拓を行ってきたという。
特に医療品輸送においては、医療品・薬剤等を一定の温度を保った状態で運送する加温車を保有するなど、運送業としてはニッチな部分にも着手、コロナ禍を始めとする不測の事態でも、GFAが有する店舗型の事業収支に影響が出るなか、収益をカバーする形でGFAグループに貢献した。
今回の株式譲渡に関しては、以前よりGFAと懇意であったアークサービスがフィフティーナインに経営参画したい意向から、株式を取得したい旨の打診を行っていたという。
なお、株式譲渡後にGFAが保有する株式25%に関しては、継続保有し、フィフティーナインの事業に関しても引き続きGFAグループとして密に連携を図っていく予定としている。
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