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アキレス、物流改革でGHG排出減・収益改善図る

2024年7月30日 (火)

財務・人事アキレスは29日、「資本コストと株価を意識した経営の実現に向けた対応について」として、今後の経営方針と具体策を発表した。同社は直近5年間の連結売上高営業利益率やROE、ROAは低下しており、PBRも1.0倍を下回る状況が続いている。

同社は成長事業の育成、既存事業の再構築、経営基盤の強化に注力し、例えば脱炭素社会向けの断熱資材事業やバイオマス素材事業の拡大を進める。また、シューズ事業の収益性改善や新規事業の創出、サステナビリティ経営の推進にも取り組む。

経営基盤の強化としては、温室効果ガス排出量削減に関わる取り組みを強化。新商品開発は、顧客起点に立ち、省資源、省エネルギー、温室効果ガス排出量削減も考慮し迅速に推進。また、再生可能エネルギーの積極的使用など、温室効果ガス排出量を極小化した生産活動を推し進める。これらを踏まえて物流改革による温室効果ガス排出量削減および収益性改善を目指す。

非財務部門においても同様にサステナビリティ経営を推進。全社的に温室効果ガス排出量の削減を推し進める。エネルギー・素材・製法は環境負荷の少ないものへの段階的に転換しつつ、生産体制強化。バイオマス・リサイクル素材を活用した新製品開発を進める。また、温室効果ガスの削減に貢献する製品事業を強化・拡大していく。サプライチェーンにおいては温室効果ガス削減に向け、取引先との連携強化するなど社外とも調整していくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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