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東京港オフピーク利用モデルを都が公募

2024年8月2日 (金)

ロジスティクス東京都は7月31日、東京港のオフピーク利用を促進するための「東京港オフピーク搬出入モデル事業」の募集を開始したと発表した。この事業は、首都圏の生活と産業を支える東京港で、午後や夕方に集中しがちなトラックの来場時間を分散させることを目的としている。具体的には、午前中などの比較的空いている時間帯にトラックの搬出入をシフトさせる取り組みを支援し、混雑の解消と物流の効率化を図る。

事業は、東京都が委託した事業プロモーターである野村総合研究所が募集をし、審査委員会で選定された荷主企業に対して支援を提供する。支援内容には、オフピーク利用へのシフトに伴うコスト差額や追加経費が含まれ、1件あたり最大500万円が上限とされている。また、選定結果は2024年9月中旬に発表される予定だ。

▲事業スキーム(出所:東京都)

この取り組みは、物流業界の2024年問題に対応するための一環であり、東京港とその利用者にとって喫緊の課題であるトラックの輸送力不足と混雑の問題に対処するためのものである。東京都は、オフピーク利用の促進により、港湾の混雑を軽減し、環境負荷の低減や効率的な物流の実現を目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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