イベント日本郵船は2日、インドネシアのジャカルタで開催された「インターナショナル&インドネシアCCSフォーラム2024」で、脱炭素戦略に関する講演を行ったと発表した。このイベントは二酸化炭素(CO₂)の回収・貯留(CCS)技術に焦点を当て、世界中から専門家や業界関係者が集まった。日本郵船の執行役員である横山勉氏は、同社のCCS事業における取り組みと、コスト削減の重要性を強調し、LCO₂輸送の最適化に向けた方策を説明した。

▲登壇する横山勉 執行役員(出所;日本郵船)
インドネシアは、CO₂の貯留拠点を構築し、アジア最大の貯蔵拠点構築を目指している。同国は、日本郵船と連携してCO₂輸送や船舶管理会社の共同設立を進めており、これによりインドネシアの海事産業と低炭素社会への貢献を強化している。
日本郵船は2023年11月に策定した「NYKグループ・デカーボナイゼーション・ストーリー」に基づき、グループ全体のGHG排出量削減目標を設定しており、インドネシアとの協力を通じて、脱炭素化を推進している。同社は引き続き、CO₂輸送やCCS技術の発展に寄与し、低炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させる考えである。
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