ECSECAI MARCHE(セカイマルシェ、東京都江東区)は5日、東南アジアにおける生鮮食品の産直EC(電子商取引)プラットフォームとして総額5.1億円のシリーズA資金調達を完了したと発表した。この資金調達には三菱UFJキャピタルなどの投資家が参加しており、マレーシアとシンガポールでのフルフィルメントセンターの拡充、AIを活用した需要予測の精度向上、ラストワンマイル配送の自動化・最適化に活用される予定である。同社は、東南アジア市場でのシェア拡大を目指している。
セカイマルシェは、2019年に東南アジア市場に特化した産直ECプラットフォームをリリースし、以降、年率200%の成長を遂げている。同社のプラットフォームは、既存の流通を介さず、生産者から消費者へダイレクトに生鮮食品を届ける仕組みを提供しており、消費者に高品質な商品を適正価格で提供することが可能となっている。また、一気通貫のフルフィルメントテクノロジーにより、配送コストの削減や廃棄率の最小化が図られている。
今回の資金調達により、同社はマレーシア・シンガポール市場でのサービス展開を加速させ、外食産業の成長に対応する体制を整備する。具体的には、フルフィルメントセンターの設備拡充やAI技術の導入による需要予測の精度向上、さらにはラストワンマイル配送の効率化を図る。
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