TCL、4カメラ同時録画のDレコーダー発売

サービス・商品輸入車・自動車関連用品販売を手掛けるホワイトハウス（名古屋市）グループのTCL（名古屋市名東区）は8日、ドライブレコーダー「スマートレコ」の新モデル「PERFECT4」の販売を全国のカーディーラー、電装店、インターネットで開始する。

▲PERFECT4 WHSR-2040メインイメージ（出所：TCL）

従来の360度ドライブレコーダーは室内から撮影するため、車内を含めた映像となることから左右の撮影映像に問題があったという。今回販売を開始する新モデルは、従来の前後2カメラドライブレコーダーに加え、車内にサイドカメラを設置する特許を取得したことで4カメラ同時録画が可能となり、「死角無し、完全領域」の映像を記録することができるとしている。これにより、側面衝突だけでなく、ドアパンチ、自転車・バイクのすり抜け、電動キックボード等の新しいモビリティの接触事故などの車両側面も鮮明に録画可能で、駐車監視も4つのカメラで監視、3つのモード（モーション＆振動、タイムラプス、低電力モード）を選択できるという。

さらに、録画した映像をスマートフォンにダウンロードして共有したり、本体設定を行うことも可能で、家庭や職場のWi-Fiルーターへ接続すれば、駐車監視の通知を受け取ることも可能。

なお、ドライブレコーダーの映像を記録するSDカードには寿命があり、劣化に伴い正常な記録ができなくなるが、新モデルではSDカードの交換推奨値に達したときに通知を行うことで、録画不良を防ぐ。

「PERFECT4 WHSR-2040」の定価（税込・取付工賃別）は本体セット（本体、4カメラ、サイド取付ステーTypeA、Wi-Fiアダプタ、GPS、電源ケーブル、microSDカード 64GB、USB-DC12Vケーブル、設置付属品）が8万6790円。

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LOGISTICS TODAY編集部
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