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名古屋港、水素燃料の荷役機械などに補助金

2024年8月8日 (木)

ロジスティクス名古屋港管理組合(名古屋市港区)は「名古屋港における水素燃料電池換装型荷役機械等の導入促進事業補助金」を創設、8日より公募を開始した。同補助金は、水素燃料電池に換装が可能な荷役機械などの導入を促進し、名古屋港の脱炭素化を推進するとともに、名古屋港の新たな価値の創出と国際競争力の強化を図ることを目的としたもの。

名古屋港では令和6年3月に「名古屋港港湾脱炭素化推進計画」を策定し、CNP(カーボンニュートラルポート)の形成を推進するため、温室効果ガスの排出量の削減を関係者と連携して進めている。

補助対象事業は、名古屋港において使用する、タイヤ式門型クレーン(RTG、Rubber Tired Gantry crane)を導入する事業。水素燃料電池への換装が可能なRTG、水素エネルギーで稼働するRTGが対象となる。

補助対象者は、名古屋港のコンテナターミナルの管理運営会社またはこの事業者と同等であると名古屋港管理組合管理者が認める事業者、名古屋港で事業を営む港湾運送事業者、またはこの事業者と同等であると管理者が認める事業者。

補助対象経費はRTG本体の購入経費、その他補助対象事業の目的と照らし管理者が必要と認める費用。RTG1基当たりの補助金の額は従来機(水素燃料電池への換装が可能な又は水素エネルギーで稼働するRTG以外のRTG)との差額の3分の1、かつ同補助金以外の国、県または市区町村などから交付された補助額などを当該差額から差し引いた金額。上限額は1000万円。

募集期間は令和6年8月8日-2025年2月28日。

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LOGISTICS TODAY編集部
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