調査・データ名古屋港管理組合は25日、コンテナターミナルなどにおける水素燃料電池産業車両普及促進事業の実施結果とりまとめを発表した。
同組合は、コンテナターミナル等における水素燃料電池産業車両の普及促進に向けて、名古屋港で事業を行う民間企業及びコンテナターミナルに対し、水素燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)を導入するとともに、簡易水素充填車を使用した水素充填を行い、港湾エリアにおける効率的な水素の配送方法について検討した。
実施結果として、水素充填作業エリアの確保に当たり、法令上、近傍の建屋からの距離と敷地境界線までの離隔距離が必要となり、今回は駐車場や事業所内の空きスペースを利用し水素充填を実施したが、今後社会実装を進めていくためには、水素充填場所について事前の検討が重要であるとした。
また、簡易水素充填車の充填準備から撤収に要する時間は1か所30分で、1台の水素充填に要する時間は3-5分程度とバッテリー(EV)フォークリフトと比較すると燃料供給に要する時間は非常に短く、使用条件によって EVフォークリフトよりFCフォークリフトが優位になる可能性があるという。
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